夏休みの宿題 ~ 行き当たりばったりの草木染め ~ |
暑かったので、ずっとへたれていたのです。(bisuiは適温・適湿範囲が極端に狭いのです)
そのため、チビの夏休みの宿題が終わっていません(滝汗) 子供って、自分からは宿題をやらないです。(もしかしてうちだけ?)親が「宿題をやりなさ~~い!!!」と言い続けない限り、知らん顔です。
仕方がないので、親子で一緒にやったのが夏休みの宿題がこちらです。
身近なもので、布を染めました。
左から
・玉ねぎの皮
・コーヒー
・巨峰
・赤紫蘇(お酢なし)
・赤紫蘇(お酢あり)
です。
小さい布は、絹の端切れです。
触媒は、漬物用の焼きミョウバンを使いました。
ミョウバン水はどうやら、濃度で、色が変わるらしいのですが、その辺は適当にやりました(笑) 全部キッチンにあるものです。
これなら、小学生でも安心ですし、安上がり。
絞り染めの柄は、チビが書いたものです。縫うのにあまりにも時間がかかるので、一部手伝いました。ぐるぐる巻くのも力が弱いので、途中ぎゅっと締めるのを手伝いました。
面白かったのは、つぶやき友が、わざわざ染める材料にと送ってくださった赤紫蘇です。ありがたや~~(*^_^*)
見つけたサイトでは、赤紫蘇で染めた布はきちんと紫に染まっていたのです。
お酢を入れて作った染め汁は、この通り、赤っぽいきれいな色です。
ところが、水ですすいだ途端、赤や紫の色は抜けてしまったのです。
ミョウバン水で色止めしてもダメでした。
染め汁の量が少なかったので、絹を試してみなかったのが残念です。
色々とネットで調べたところ、草木染めの場合、木綿等の植物繊維は染まりにくく、特に紫や赤の色は出にくいようです。
そのため、下ごしらえとして、木綿の布を豆乳にひたし、よく絞って乾かしてから使うそうです。
左:赤紫蘇(お酢なし) 右 : 赤紫蘇(お酢あり)
どちらも10回くらい染めたり色止めしたりを繰り返しました。でも、あまり染まりません。何度も染めたせいか、柄があまり出ませんでした。
この2枚は、下準備の時に豆乳ではなく牛乳を使ったのです。(最初に見たサイトが牛乳を使っていたのです)
あとになって、牛乳ではあまり効果がないということが分かりました。
豆乳を使っていたら、また色が違っていたかもしれません。
コーヒー
これは、5回ぐらい染めました。ただし絹の端切れは1回しか染めていません。
巨峰の皮
これは染め汁を作るときにお酢を使いました。
5~6回染めました。絹の端切れは2回染めただけですが、かなり色が濃いです。
豆乳のおかげなのか、巨峰の皮のおかげなのか、一応紫色になりました。でも、染め汁のような、赤い鮮やかな紫にはなりませんでした。
玉ねぎの皮
黄色を狙っていたのですが・・・・
煮汁を作るとき玉ねぎの皮が多すぎたのか、煮込み過ぎたのかは不明です。
きれいな茶色でこれはこれで気に入っております。
タマネギの皮の染め汁はものすごく染まりやすく、どちらも1回しか染めていません。
絹も木綿もほぼ同色です。
1回しか染めていないせいなのか、柄が白く浮き上がっています。しぼる時に使った糸がこれだけ違うので、そのせいかもしれません。
行き当たりばったりで、やってみた草木染めですが、なんとかなるものですね。
柄がいびつなのはご愛敬。星はいびつになりましたが、何とかなるものですね。
触媒を変えたり、触媒の濃度を変えたらきっと違う発色になるのでしょう。奥が深いです。
嗚呼、はまりそうでこわい。。。。